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新しい年になって
もう一週間も経ってしまった。 2年前から 正月おでんはやめたので そのぶん、ゆっくりの年始。 高校ラグビーをTVで観たり 陽太も加わって花札をしたり 2日には名古屋の友人、 3日にはちえちゃん一家も来たので 娘一家とともに総勢11人で 中華料理を食べにいったり。 だらだらと酒を飲みながら のんびりと過ごすことができた。 5日は CDの最終調整とマスタリング。 ギターを録り直し、音量や曲間をチェック。 仕事初日のキタトモ君も マスタリング終了時間に何とか間に合い、 みんなで最終の音を聴くことができた。 結局 録音から始まって 松村は50時間近く 僕のCD制作に付き合ってくれたことになる。 よく考えてみたら こんなにたくさんの時間を 松村と一緒に過ごしたのは 10代以来のことではないかと思う。 去年のいまごろは、 まさかCDをリリースするなんて ツユほども思っていなかったのに いやはや、人生とは分からないものである。 ずいぶん長いこと唄ってきて 形に残すことなど考えたこともなく ライブで唄うだけでいいと思ってた。 料理がそうであるように 誰かの中に収まり消えるほうが 格好いいやんと、どこかで思ってた。 でも契機は松村だったけど CDを作って ほんとうに良かったと思う。 今回、 自分の歌や演奏と これだけちゃんと向き合ったのは初めてで 自分の作ったものを とことん客観視しないと CDなんて作れないことがよく分かったし 僕にとって それはものすごく有意義な経験だった。 あとは このCDを聴いてくれた人が どんなふうに感じてくれるのか どういうふうに受け止めてくれるのか もう委ねるしかないので どんな評価であれ ものすごく楽しみである。 アルバムのタイトルは いろいろ考えたのだが このブログと同じ「彷這バラッド」に決めた。 リリースは2月9日の予定。 どうぞどうぞ、よろしく、なんである。
by hobodai
| 2013-01-07 14:30
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