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いやはや、またまたの放置僻で。
いつのまにか こごえるような寒さの しかもあわただしい年の瀬で。 ほんとうに この12月は1年でいちばん嫌いな月で。 街がクリスマスムード一色に染まることへの ひねくれた反動かもしれないけれど、 急かされるような気分と 何かと入り用で暗くなる気分とがまじりあい ついついため息が出てしまう。 まあ落ち込んで何かが変わることはなく、 前を向いて歩くしかないのだし 幸いなことに、からだはいたって元気なので 何があっても何とかなるだろうとは思っている。 さて。 僕がデイリーに飲む酒はころっと変わる。 この10年ほどは ずっとワインがメイン酒だったんであるが 今年の秋頃からは とつぜん焼酎が飲みたくなり、 以来ここんとこは「博多の華」という麦焼酎ばかり飲んでいる。 そういえばワインの時代の前は 芋焼酎の時代が長く続いて その前はまたワインの時代があって もっといえば 若い頃はウィスキーしか飲まなかった。 自分の嗜好のことを「時代」と呼ぶのも大袈裟だけれど、 とにかく、ある日とつぜん、ぱたっと 飲みたい酒が変わり、それしか飲まなくなるんである。 で、ワインを飲んでいた頃は 夜中にCATVでやっている アメリカ映画やフランス映画をよく観ていたのだが 焼酎の時代が到来して以来、 なぜかそういう海外のもの、 とくにハリウッド映画がまったくつまらなく思えて。 もっぱら囲碁将棋チャンネルばかり観ている。 飲む酒が変わるだけで面白く思えるものも変わるなんて よほどどこかの細胞が単純にできているのか。 小説も日本人作家のものばかり読んでいる。 将棋番組というのは ぼんやり観ていてもそう面白くはなく 次に棋士がどういう手を指すのか 自分なりに予想しながら観るのが楽しいんである。 僕は将棋はめちゃくちゃヘタクソなんだけれど 毎晩ずっと将棋の対局を観ているうちに 次に指す手の予想がだいぶ当たるようになってきた。 それと面白いのは 将棋の世界というのは 意外なほど指し方や作戦の流行がある世界で 解説する棋士が「これは最新形ですね」などと言っている。 たしかに僕などが「ええっこんな手を!」と思うような 驚くような攻め方をする対局も少なくなく、 やはり将棋というものの果てしない奥深さを実感。 60歳になろうというのに ちっとも奥の深い人間になれない僕など、 20代の若手棋士がすごい手を指すたびに 脳細胞や才能の差を思い知らされてしまう。 でもって、 焼酎のオンザロックスを飲みながら、 またまた、深い深いため息が出てしまう師走なんである。
by hobodai
| 2014-12-19 18:29
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