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いつも
基本的に自転車移動なので、 電車の時間を気にすることがない。 決まった時間までに 切り上げるという意識が スコンと欠落しているんである。 だからごくたまに、 電車で京都とかへ行ったりすると、 同じ調子で呑んでいて、 えらいことになったりする。 いつだったかヨコエ君らと呑んでて、 気がついたら、かなり深夜で、 あわてて京都駅まで タクシーで乗りつけたのだが、 もう最終電車は出たあとで、 駅員に なんとか大阪まで辿り着きたいと言うと、 もう寝台特急しかないと、 あっさりあしらわれ、 5000円くらいかかると言う。 それでしかたなく ヨコエ君の住む高槻まで タクシーで帰ったことがある。 電車の時間だけに限らず、 自営業者の利点を活かし、 仕事場にでかける時間だって、 ちっとも厳格ではなく、 忙しいときは 朝10時くらいには行っているが、 そうじゃないときは 超重役出勤ペースで べつに誰にも文句を言われない。 ご飯を食べる時間だって その日の腹具合しだいである。 そんな 身勝手に徹した日々を送っているため、 たまに泊まりがけの取材とかで、 行動時間がタイトに刻まれ、 他のスタッフと 12時ちょうどに昼ご飯を食べねばならず、 しかも誰かに、どこかの店に連れてゆかれ、 そこにあるものを食べなくちゃいけないという、 そんなことが 僕にはすごい苦痛で、 大手企業の仕事をしていて、 社員食堂でしかたなく昼食を食べるときも、 同じようなストレスを感じた。 僕にはああいう、 決まった時間に 決められたものを食べるなんて、3日と持たない。 もしかして 20年以上もこんな仕事をしているのは それがいちばん大きな理由かもしれない。 誰に後ろ指を差されようと、 「気まま」と「ぐうたら」な日常スタイルは、 もう骨の髄まで沁み込んでいるんである。
by hobodai
| 2007-09-12 11:42
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