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何かにつけ
ちゃっちゃと決断・実行しないほうなので、 もっと早くそうしておけば良かった、 そう思うことが少なくない。 仕事場の年賀状にしても 20年間ほどずっと宛名を手書きしていて、 それが6〜7年前だったか、 娘に言われてから 住所と宛名のデータをパソコンで入力し、 それをプリントアウトし、 シールにして貼って出すようにしたら ものすごい手間と時間の削減となり、 ああもっと早くこうすれば良かったと思った。 で、 こういうご時世なので 少しでも電力を使わないほうが いいことは充分に承知しているのだが、 じゃあ何か実行しているかと聞かれれば 何ひとつ省エネの努力はしておらず。 省エネのために早寝早起きするなんて 死んでもできる相談ではなく。 あのくそ暑い夏のあいだ、 エアコンをつけずにギターを弾くなんて そんな忍耐はまっぴらごめんで。 そんな中、 このあいだダイニングの ペンダントのランプが切れた。 いつもの白熱球を買ってきて 交換しようかとも思ったのだが、 これは何かの啓示かもしれないと思い、 思いきってLEDに替えてみようかと思った。 白熱球の100Wのボール球。 ホームセンターで200円くらいで売っている。 それをLEDに替えるとなると5000円近くする。 正直いって高すぎる。 だがしかし、電気代は1/10で しかも30年近く使い続けられるという。 ちょっと迷ったのだけれど、 よしこうなったら 全部の白熱球をLEDに交換してやれ、と決意した。 僕は昔に目の病気になってから 明るい蛍光灯の光が大の苦手で 僕の家に来たことがある人なら分かる通り 夜間の明かりはほとんど白熱球の間接照明なのである。 で、今回、電球の数を数えてみたら 100Wのボール球が1個、 60Wの白熱球が4個、 60Wのミニクリプトン球が8個。 調光機能の付いた寝室の照明を除いて なんと白熱球は13個もある。 これをすべてLEDに交換すると ランプ代だけで5万円以上かかってしまう! 安いタイプのLEDランプもあるのだが うちのダウンライトは ランプを横向きに設置するタイプで そのサイズに適合したランプは1個4000円するんである。 ずいぶん悩んだのだが 結局、ビックカメラに買いにゆき、 昨夜、すべてのランプを交換した。 光の感じも思ったほど違和感がない。 えらく高くついた買い物だったけど、 何年かかければモトは取れるだろうし これでまあ省エネに少しは貢献できるだろう。 それとランプが熱くならないのがいい。 ああこんなことなら 夏が来る前に交換しておけば良かった、 と涼しい秋風が入ってくる窓辺に立って またまたの決断の遅さを後悔する僕なのであった。
by hobodai
| 2012-09-21 17:38
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