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「山田脩二の軌跡ー写真、瓦、炭…展」を
兵庫県立美術館に見に行ってきた。 山田脩二氏はカワラマンである。 もとはカメラマンのカワラマン。 16、7年前に、 某PR誌の取材で 淡路島の自宅に伺った。 それがきっかけで。 そこからなぜか 目をかけてもらうというか、 酒の誘いがちょこちょこかかるようになり、 氏が大阪に出てこられた折には たいてい 「いま梅田なんですが。どうです軽く?」という電話が かかってくるのであった。 一緒に飲んでいるときは 僕も平気でタメ口をきき、 僕ごときが 年齢差も経験差もおかまいなく、 無礼講の酒席となる。生意気ではあるが。 山田氏は今年でたぶんもう66歳になるはずだが、 とにかくよく飲む(まあさすがに酔う顔を見せるようになったが)。 飲むとよく喋る。 けっこうお洒落ではあるのだが。 僕の知る限り、 アドレス帳の電話番号を見ながら 携帯電話をかける人間は山田氏しかいない。 こう書くと、ただの酒飲みのおっさんのようだが、 じつは山田氏は、けっこうすごい人で。 桑沢デザイン研究所の第一期生で、 篠山紀信や高梨豊や長友啓典や まあ名を挙げればきりがないほど、 錚々たる人達と親交が深く、 もちろん自身の経歴も燦然と輝いてるんである。 そんな山田氏の個展を見に行って いろんな意味で圧倒され、 氏の生き方や目線や 写真との向き合い方を見せつけられて、 あらためて、 「いやあ、やっぱりすごい人やな」と思った。 見終わった後、 2階のレストランで飲んでいる 山田氏に挨拶したら 「この個展、間違いなく、 兵庫県立美術館の 最低動員記録を達成するから。 それで何人の学芸員がクビになるか知らんけどな」 などと相変わらずの軽口をたたく。 その照れた物言いが山田氏なのだが。 そうならないよう、 興味のある人はぜひ出かけてください、なんである。 「山田脩二の軌跡ー写真、瓦、炭…展」 兵庫県立美術館 2006年2月4日〜3月19日
by hobodai
| 2006-02-04 23:04
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