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先週の土曜日は
麻雀仲間のヨコエクニヒコ君と 「大国テラス」なるところへ。 ふたりとも行ったことがなく、 ライブハウスなのか、居酒屋なのか、 フリースペースなのか、 いったいどんなところなのか、 まったく見当もつかず、 分かっている情報といえば、 そこで定期的に シャンソン教室が催されているらしい、ということだけ。 そんな情報で何も分かりはしない。 そもそもなぜ、 その「大国テラス」へ行こうとしたのか、 それは7月にそこでライブをすることが決まっているからである。 ヨコエ君と長野のSO-DAというバンドと僕(&ゆみ)と。 どんなところか分からないと 作戦も立てられない(どんなや?)し、 じゃあ一度、下見がてら、ということで出かけたんである。 大国町の裏手の、いささか淋しげな場所に その「大国テラス」はひっそりと佇んでいて、 入り口には「スタンドバー」と手書きされた 提灯がぶらさがっている。 もうひと目見ただけで、怪しげな空気が伝わってくる。 そういうの、大好きなんである。 弁天埠頭の「梅星」もそんな店であった。 中に入ると カウンターで飲めるようになっていて、 奥のスペースにはピアノもあり、 ちゃんとにステージもこしらえてあって、 すごくいい雰囲気の空間である。 でも、ふだんは閉まっていて、 イベントのあるときだけしか開いていないんだという。 (5月は3日間だけのオープン) もったいない! ビールを飲んでたら、 白いスーツを着て、すごい美人を連れた フランス人の伊達男が入ってきて、 どこかで見た顔だと思ったら、 「tana-tav」(タマタブ)というバンドをやってた フランクではないか。 僕もフランクとは一度か二度共演したことがあって。 それから、彼のお母さんが大阪に来られたとき、 ゆみが着物を着せてあげたことがあり、 その写真をフランスに送ったら、 すごく喜んでくださり、 手作りの額に入れて送り返してくださった。 フランクとはそんな少なからぬ縁があり、 話をしてると 「大国テラス」でシャンソンを教えてるのも、 他ならぬフランクであったことが判明。 にしてもフランクは 会うたびに、違う女性を連れていて、 それもみんなすごい美人ばかりなんである。 フランスの男ってば、ふんとにもう、なんである。 で、この日は そのフランクと 「大国テラス」のオーナーである ウォン・ジクスー氏とのライブを聴いたのだが、 とにかくウォン氏の声の表情の豊かなことといったら! おそらく、すべて即興だと思うのだが、 何語か分からん語りと唄いが フランクのへんてこなハミングや トランペットやギターとまじりあい、 いやもう、参りました、という 抱腹絶品のステージであった。 後でウォン氏話をしてると 本業もナレーションやら 遊園地のお化け屋敷の声やら、 いわゆる「声」で食べてはる人なんだそうだ。 道理で。 ヨコエ君もたいがい素晴らしい声なんであるが、 ウォン氏の場合は、 素晴らしい声質に技も加わった、 ヨコエも真っ青な「声芸」の持ち主なんであった。 ステージが終わってから、 例によってまた、 僕はそこにあったギターを弾き、 「tana-tav」のダイスケ君がベースを弾き、 フランクが歌い出し、 酔った勢いのセッションが延々と続いたのだが。 ともかく。 ちょっとレアで得難い、 この「大国テラス」で 7月29日の土曜日にライブをするので、 大阪近郊の人はぜひぜひよろしく、なんである。 詳細はまた告知させていただくとして、 この空間に足を運ぶだけでも値打ちがあると 自信を持って宣言しておくんである。
by hobodai
| 2006-05-29 14:09
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